恋愛感情の持ち方の話①

ふわふわと、いつものように、はてブロを徘徊していたら、とんでもない記事に出会った。
わたしが書いたのかと思った。
あまりに共感しすぎたので、勢いでブログを作った。今まで見る専門だったのに。

「男性からの好意が気持ち悪い」 男性不信じゃない。デートもするし、彼氏もいた。ただ、好きだと思った人に告白されそうになる、もしくはそういう雰囲気になるとものすごく気持ち悪くなってどうにかしてその場を切り抜けないといけないっていう使命感にかられる。正直に言ってこの現象が起きる自分は異常だと思うしおかしいことくらい分かってる。今はいい、デートだけして楽しい時間だけ過ごして、付き合うのは先延ばし。そんな風にのらりくらり生きていけばいい。ありがたいことに若いってだけで男の人が来てくれる。でもこれが二十代後半になったらどうだろう、三十代になったら?不安ばっかり溢れて毎日辛い、助けてほしい。

自分だけを愛してこのまま死んでいく - 右も左も前も後ろも


そうなのである!!!!!
男性不信ではない。でも好意を持たれるのが気持ち悪くてたまらない。
彼氏がいたことはあるし、デートしたこともある。
でも、告白されそうとか、そういう雰囲気になりそうになったら、逃げる。
人間として酷いと思う。でも、自分が可愛いから、傷つきたくないから。
今はまだ、男の人が寄ってきてくれるからいい。それでも年齢的には友人は結婚し始めているし、友達によっては「焦ったほういいよ」って心配してくれる。
一人で一生暮らしていきたくない。パートナーは欲しい。でも、好意が気持ち悪くて何も事態は進展しない。

わたしの場合はセクシャリティの問題だ。
ロマンティックアセクシャル、と聞いて直ぐに何がどうなのか想像できる人は少ないと思う。
わたしは自分のセクシャリティを、このロマンティックアセクシャルだと自覚している。

Aセクシャルとは、他人に対して性的魅力を感じないことを指します。ちなみに発音の仕方は、「エイセクシャル」または「アセクシャル」です。 で、問題は、「性的魅力」という語です。性的魅力とは、性的な関心や欲求を指すと考えたらいいようです。ただし、ここに「恋愛感情」は含まれません。 なぜならば、Aセクシャルの下位分類として、「ロマンティック Aセクシャル」「アロマンティック Aセクシャル」というのが存在するからです。 恋愛感情を抱くAセクシャルが、「ロマンティック Aセクシャル」、恋愛感情を持たないAセクシャルが「アロマンティック Aセクシャル」です。

同性が好きだけど異性愛者です!?―Aセクシャルの分類より - LGBTsニート


大抵の場合、男性から向けられる好意は恋愛的要素が大きい。友愛の場合も勿論あるけれど、このブログを書かれた方も、きっとわたしと同様に、この恋愛的要素に嫌悪を感じてしまうんじゃないかなあ。
一般的な概念として、友愛と恋愛の大きな違いは性的欲求・性衝動*1に集約されると感じている。
例えば、同性の親友に対してキスしたいとかセックスしたいと感じるかと聞かれれば多くの人はノーと答えるだろう。世界の大多数はヘテロである。
まず女性からそういう好意を向けられることは珍しい。だから安心してられる。仮にそう見られていたとしても、男女間に比べレイプの危険性は少ないと思う。
対して男性からするとどうか。無差別に誰にでも手を出す人は少ないだろう。でも、あわよくば隙あらば手を出してくる人はごまんといる。
実際、酔った勢いで手を出してきた知り合い*2も一人じゃない。

先述した通り、わたしのセクシャリティはロマンティックアセクシャルだ。
アセクシャルだが、恋愛感情は持っている。でも、わたしの場合はそこに性的欲求は全く含まれない。
だから、一般的な概念としては、と書いた。どんなことにも例外はある。
わたしも実際に『手を繋ぎたい』と思う瞬間はある。その意味では、全く性的欲求がないとは言えないかもしれない。それでも、手を繋ぐが最大だ。
ここがデミセクシャル*3の人とはきっと違う。

質問9:LGBTQの人たちの中には「アセクシャルの人たちはただセックスが怖いだけ」「いいセックスをしてないだけ」などという人たちがいますが、そういう人たちにどのように答えますか? 僕は、そういう言葉をLGBTQの人たちから聞く時、とても悲しい気持ちになります。なぜなら、全く同じことを彼ら・彼女らのセクシャリティに反対する人たちが「いい男に会ったことがないだけで、あなたはレズビアンなんかじゃないよ」「ゲイなのは選んでいるからだよね」「医学的に問題があるんだよ」などと言っているからです。アセクシャルの人たちが「アセクシャルなのは選んでいるからだよ」「ホルモン異常なんじゃない?」「いいセックスの相手を見つけてないんじゃない?」と言われるのと何が違うのでしょうか? 何も違いません。そのような発言をする人は、他者に反発するだけでなく、その人たち自身も同じような発言に苦しんでいる。そうなってしまうのは、人々が互いの発言に縛られていることに気づいていないから。アセクシャルというのは多くの人にとって理解しがたいことだと思う、なぜなら多くの人たちは人に性的魅力を感じるから。性的魅力を感じない人の気持ちを想像するのが難しいんだよ。

アセクシャルのゲイ男性がうける誤解とは


こういうことだ。
わたしは、性的接触が気持ち悪くてたまらない。
性嫌悪*4もあるのかなと自分では思っている。とにかく向こうから触られるのが駄目なのだ。自分から自発的に手を繋ぐぶんには大丈夫だが、向こうから来られるとゾッとする。
同じ理由で、元カレとセックスする時も、絶対に鳥肌が立っていた。
キスする時も、顔に触れられる時も。拒否反応に繋がってしまう。信頼している友人でも顔周りを触られるのは駄目である。
ちなみに、わたしはバイなので女性ともセックスしたことがある。その時も一緒だった。ずっと鳥肌が立っていて、指先も爪先も冷えきってた。その時の相手は一生懸命抱きしめてくれた。でも気持ち悪かった。これから“そういうことをする”とわかっていたから。

質問6:アセクシャルのゲイとして生きていて、特にいい経験や悪い経験をしたことはありますか? デートをしていた男性に自分のことを伝えたら「そうなんだ!君のアイデンティティを尊重するよ」と言われたことがあるよ。しかも、その後も僕のアイデンティティについて全く問題にならなかったんだ。彼は性的な行為に及ぶ前に、いつも僕の同意を確認してくれて、とても気分がよかったよ。一方で、元彼の中には僕が以前セックスをしたことがあることを理由に僕がアセクシャルであることを「嘘だ」と認めなかった人たちもいた。「医学的に身体的に何か問題があるわけでもないよ。これが僕のセクシャリティなんだ」と伝えても彼らは理解してくれなかったよ。もし女性とセックスしようと思えばできるでしょ?でもしない。だって楽しくないから。それと同じ。僕は基本的にセックスしない。だって楽しくないから。

アセクシャルのゲイ男性がうける誤解とは


セックスが出来ないわけではないのだ。触られれば生理反応はちゃんと出る。でも、好きじゃない。楽しくないし、気持ちが悪いのを我慢しているだけだから。
結婚するとしたら、子どもを作るために頑張ってするかもしれないけど、進んでやりたいとは思えないなあ。
そもそも結婚できるのか?っていう不安が先に来てしまうけど。



と、まあここまで長くなってきたけれど、最初にあげたブログの方に共感したのはこれだけじゃない。
ひとまず一度区切ります。
次の②に続く。

*1:何をもってそうと言うかは難しいが“触れたい”が含まれるものとする

*2:散々わたしの容姿も性格もディスるような奴だったので間違っても元からわたしを好きだったわけじゃないと思う

*3:強い情緒的結びつきを感じた・築けた相手にのみ性的欲求・性衝動を持つセクシャリティ

*4:参照wikipedia:性嫌悪